お中元やお歳暮の定番の1つになっているコーヒーギフト。昔はインスタントのコーヒーに附属して粉ミルクや砂糖がありましたが、現在では様相がかわってきています。つまり紙フイルターにセットしてあるコーヒーだけが主流になってきており、ミルクや砂糖が入っていないのが多くなってきました。紙フイルターコーヒーは1杯分として、お湯を注ぐだけで香り良いコーヒーを手間をかけずに飲めるということで人気になっていますので、味や香りが従来のインスタントコーヒーよりもおいしく感じることができます。
1パックずつ密閉してあり、中は窒素充填ですので、酸化させることなく日持ちがいいようになっていることも特徴の1つです。ミルクや砂糖が附属していないのは、ブラックで飲む方が増えているからです。コーヒー本来の味を飲みたい、といったことからミルクや砂糖の需要が減ってきているため、コーヒーギフトの中身も同じような動きになったのです。またコーヒー豆の種類が増えています。
規制緩和で海外から多くのコーヒー豆が入るようになったため、コーヒー通のニーズにあった中身になっています。豆も粉砕していないことが多く、これは飲む前に自分で粉砕してからできるだけ新鮮な豆で飲みたいといった要望にこたえています。コーヒー好きな方は多いです。贈りものにコーヒーギフトをされる方が昔から多いため、社会の動向に合わせた中身をどのようにするか時代とともに少しずつ変化しています。