お中元になにをおくれば最高のギフトになるのか、その時期になると誰でも考えこんでしまうものです。自分にとって大切な人に「ありがとう」の思いを伝えるのがお中元ギフトです。ただ、適切でないものを上げてしまえば失礼になることもあります。心からの好意だったはずなのに、残念なことに相手から誤解を受けてしまう。
とても悲しいことです。そこで考えるべきことは、おくるべきでない商品とはなにか、ということです。相手がもらって喜びそうなものをおくることが、お中元の基本です。もらい手の気持ちが理解出来れば成功と言えます。
たとえば、相手が独身のかたなら、加工食品やレトルト食品の詰め合わせなどが喜ばれるのではないでしょうか。独り身の面倒臭さから、料理の手間が省けるからです。もしも相手に子供がいれば、ジュースのセット商品なんかも喜ばれそうです。甘いジュースが嫌いな子は少ないからです。
こうして相手の立場になって考えることが出来れば、自ずと人様に上げてもいいものが分かってきます。すべての人に喜んでもらえそうなものは飲料、または菓子や果物などの一般的な商品かもしれません。奇を衒ったものは極力避けたほうが賢明です。費用も5000円から10000円程度が相場でしょう。
お金をたくさん使えばいいというものではありません。いくら高額なものを買ったとしても、相手の家族構成や嗜好を無視したものであれば意味がないからです。ギフトの難しさは、ここにあります。